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日記
管理人が普通運転免許を取るまで。
やぁ、皆さん今日は。
人間社会の底辺です。
さて、夏休みに何していたかって聞かれますと、
ワヤの場合、どうしたって教習所に行っていたとしか言いようがありません。
実際、入校したのが七月末日。
その後、八月二十日まで、ずっと教習所通い。
学生時代最後の夏休みを蒸し暑い車内で過ごす羽目になりました。
去年に取ってしまえばよかったと、何度後悔したことか。
まぁ、それはもう置いておきましょう。
では、本題に入る前に、ここで運転免許を取るまでの流れを簡単に説明します。
何も運転免許をもっていない方を前提に書きますが、ご了承ください。
お好みの教習所に入校。
↓
運転免許ガイダンス受講
↓
適性検査受験
↓
一段階の教習開始(学科・技能)
↓
終了検定受験(仮免試験)
↓
仮免学科試験受験
↓
合格
↓
仮免許証交付
↓
二段階教習開始(学科・技能)
↓
卒業試験受験
↓
合格
↓
教習所卒業
↓
学科試験受験(警察の運転免許試験場)
↓
合格(90点以上)
↓
運転免許取得
といった感じです。
ここで注意するのは、
教習所では仮免までしか取れないということです。
教習所では仮免と、運転免許取得に必要な技能を取得できるのです。
運転免許の交付は警察での試験をパスする必要があり、
教習所の卒業がそのまま実技の試験合格と同義なのです。
なので、
免許証は警察で試験を受けて交付される訳です。
そんな流れで、ワヤの教習も始まりました。
教習初日。
12時よりガイダンスがあるというのでお昼を食ってから行こうと思いました。
その折、母が
母:
「いい梅酒ができたのよ。飲む?」
というので、
ワヤ:
「わーい、飲む飲む。」
ワヤ・・・
初日から飲酒出勤。
梅酒を飲んでる最中に気がつきました。
まぁ、問題なかろうと思っていたんですが・・・
ワヤ:
「え?初日から乗れるんですか?」
丸:
「うん、乗れるよ。」
受付の丸さん。笑顔で回答。
そんなわけで、初日から乗車。
もちろん飲酒済み。
一時間目。
「シュミレーション」
この時間は実際に車に乗らず、
車ってのはよぅ・・・という、シュミレータを使った模擬訓練。
これ自体は難なくクリア・・・・・・の予定が、
飲酒のせいでしょうか?
シュミレーション終了後、シュミレータから降りようとした際に・・・・・・
メキャッ!!
足が引っかかったんです。
ドアを破壊。
無残にも外れたドアが模擬訓練室の床に転がりました。
教官:
「ちょっとちょっと!!困るよ!」
ワヤ:
「すんませんすんませんすんません!!」
その後、すぐにオートマ車に乗車。校内をぐるぐる回ります。
因みにワヤは
マニュアル車の免許を目指してます。
で、これ自体はすんなり終わり、初日終了。
AT車だったからでしょう。
このときかなり車を舐めて掛かってました。
んで、明けて
教習二日目。
その日は早朝から
一族の墓掃除。
日頃、顔をあわせないお年寄りに混ざりまして、お地蔵さんとかを磨いてました。
ただ、長野県の山奥の風習なのか、全国共通の風習なのか、
墓掃除の後は決まって、
「酒盛り」。
長野県の田舎ですからして、
肴はお漬物。
他に、柿の種とか。
明らかに「おつまみ」より、
酒のほうが量が多い。
んで、やっぱり泥酔。
そのまま教習へ行きました。
そのせいなのか・・・・・・
マニュアル車の難しさを嫌というほど体験しました。
といいますか、クラッチの使い方があんなにもデリケートだとは・・・
そもそも、半クラッチができないので発進と停車がおぼつきません。
そんな訳でして、教官方の罵声を浴びながら、ひたすら車を転がしました。
その間の主な思い出。
坂道発進でエンストしてエライ怒られる。
踏み切りをセカンドギアで渡ってまた怒られる。
「教官によって言うこと違うからね」といわれて途方にくれる。
信号機が青のときは「ラッキー!」と言わされる。
学科で教室の前の席に座らなかったので、小一時間、問い詰められる。
「お前は何を勉強しに来てんだっ!」と。
そして、
名言集。
「エンジンもっとブンブンふかしてっ!ブンブンブンブン!!」
「この後、大型車の教習もあるんだよね。あ、新潟じゃないよ?お・お・が・た!」
「へぇ、鳴沢君、ホームページ持ってるんだ。私も持ってるんだよね。URL交換しよう!」
こんな感じですね。
あ、そうそう。
学科の教室の机にはいろんな
落書きがありました。
例えばこれ。
あぶないよ そとで おしゃぶり ふた●●●
・・・・・・これはどうやら、教室に張ってある交通安全標語
「あぶないよ よそみ おしゃべり ふたりのり」をもじった様子。
他にはこれ。
妙に上手いホモ絵。
見ていて普通に感心してしまいました。
後はこれですね。
天下無そう
「無双」って漢字が判らなかったんだね?
そうこうしていますと、いよいよ
仮免試験です。
ここまで、入校してから僅か9日。
一日就職試験で潰れましたから、
実質8日。
明らかに速いです。
合宿を組んでいる人と大差ありません。
んで、試験ですが、踏み切り発進で後ろに下がってしまいましたが、
ギリギリ合格。
筆記試験は余裕で合格。
つう訳でして、何のトラブルも無く
仮免取れました。
いやぁ、何とかなるもんだワイ。
その日は仮免だけ取ったら帰ろうと思っていたんですが・・・・・・
ワヤ:
「え?今日から乗れるんですか?」
丸:
「うん、乗れるよ。」
乗れるんだそうです。
幸運にも、仮免取ったその日に教習第二段階に入れました。
速い速い。
教官の方も
「当日乗れるなんて、今年はすいてんだなぁ。」だそうです。
で、仮免一発目の教習は・・・・・・
「危険体験教習」
キキィィィーーーーーー!!!
ギュオンギュオン!!
ガロロロロロロロォォォォォォォォ!!
教官:
「はぁっはははははははぁぁぁ!!楽しいかぁぁぁ!!?じぃげぇぇぇん!!」
何故こんな教官ばっかりなんだろうとか思いながら、
狭い教習所で初めて50キロで走りました。
コーナーからホームストレートに40数キロで進入して、
文字通り突き当たりの壁に向かってアクセルベタ踏み。
教官の合図でフルブレーキを踏む訳ですが、
あの教官は私らに
チキンレースでもやらせたかったのか、
壁から20Mくらいまで合図出しやがりません。
こちとらハンドル握って10日と経っていないペーペーですよ?
死にゃしませんけど、それなりに怖かったです。
車って怖いなぁ・・・
それからも教習は続きます。
その間いろいろな事を学びました。
まず驚いたのが、路上教習でのこと。
教習所のコースと違い路上はコースが長ぇこと長ぇこと。
初めてトップギアに入れたときは軽い感動を覚えました。
あと、ディーゼル車と、ガソリン車の違いですかね。
タコメータが違う!
フケが違う!
アクセルが軽い軽い。
それを一番感じたのは坂道を上るときです。
同じサードギアで上っていたんですが、
いやぁ、ディーゼル車の上らない事と行ったらあんた!
アクセル踏んでるのに速度が落ちるんだもんなぁ・・・
坂道といえば、下りでクラッチを踏むのがあんなに怖いとは思いませんでした。
なんて言いますか、ほんとに落ちてるって感じです。
エンジンブレーキの在り難さを実感しました。
高速教習もいい感じでしたね。
高速道路で7、80キロで走るのは
中々スリルです。
10台中10台に追い抜かれました。
その度に横風に煽られまして・・・・・・
高速の壁をあんなに近くに見たのは、生まれて初めてでした。
で、エンストとも別れを告げたと思ったら、もう
本面試験です。
ここまで、お盆休みがありましたが、
入校から20日。
いやぁ、何とかなるもんですなぁ・・・
路上検定のコースははっきり言って楽勝でした。
なぜって、私の地元ですよ。
今の学校に入学するまでの間、ずっと暮らしてきたんですから熟知もいいところ。
おかげで、当日は本気で
ど楽勝。
当然のパー璧で合格しました。
ちなみに、試験終了後の試験官のお話。
「君の運転は、慎重すぎていかんなぁ。」
さて・・・・・・
こうして、簡単な卒業式の後、教官の方々にお礼参りをして私の普通免許教習は終わりを告げました。
なんだかんだで、20日で卒業できました。
まぁ、ほぼ毎日フルタイムで乗ってましたから当然ちゃぁ当然ですが。
これから免許をと思ってらっしゃるあなた。
夏休みを使えば誰でも取れると思いますので、頑張ってください。
ただねぇ・・・私の場合、学生最後の夏休みをこれに潰してしまったのが、
本当に良かったと言えるのかと・・・・・・う〜〜〜ん。
この夏休み・・・本気で教習以外何もしていません。
不毛もいい処ではないでしょうか?
夏休み残り10日以下。
さて、
取り戻すぞぉ!
色々・・・・・・
後記。
この免許取得日記は本当に7月31日〜8月22日までのものです。
免許は、最短16日で、取れます。
戻ります。
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